タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | 閲覧注意(？)その9②

前回の続き

AさんがBさんのお宅を訪ねると
奥さんは不在だったそうです

リビングに通され、テーブルを挟む形でソファーに座り、他愛ない思い出話をしたそうです

思い出話もそこそこにBさんから本題が切りだされたそうです

A「相談ってどしたん？」

B「その話の前に、俺の妹覚えてるか？
ていうか顔とか思い出せる？」

A「あー、覚えてるよ。顔とかに関しては、あの子が高校生くらいの時までなら」

B「嫁　の　顔　が　妹　そ　っ　く　り　に　な　っ　て　き　て　る」

これが相談だったそうです
唐突過ぎて意味がわからず

A「いや、意味がわからん。ていうか妹さんはどうしてんの？」

Bさんの妹はとにかくお兄ちゃん子で、特に両親を亡くしてからは、更にBさんによく懐いていたそうです
親代わりとなり、大学まで進学させてくれた事から尚更に。

妹さんの大学卒業間近となった頃
Bさんには恋人ができたそうです
(現在の奥さんとは別人)

恋人と同棲する事にしたBさんは妹に自立を促したそうです
しかし、お兄ちゃん子の妹は納得しない
元々Bさんに恋人ができる度に不機嫌になるような子だったようで、
今回は同棲までして、自分と袂を分かつ話にまでなった事で、殆どヒステリー状態になったそうです

そしてあろう事か
「もう大学も辞める！」
とまで言い出し、行方をくらませたそうです

最初は心配したBさん
手を尽くして足取りを追い、掴んだ情報は

「妹さんが夜の仕事を始めた」

という情報でした

続く