タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

審判のカード

決別、覚醒、、、

昨日御来店のお客様
（お客様の御要望を受けて掲載しています）

人間関係が維持できないというお客様

今回使った占術は

・やるべき事やらない方がいい事

・依頼者の本心を読む

・依頼者が
変えられること、変えられないこと
得るもの、失くすもの

・半年先

カードを開いてみると、、、

まず、原因は
お客様の複雑な成育歴の影響で
お客様自身の対人関係における感覚がズレており、人が離れていく

ざっくり言うとこうだったのですが、、、

カードの出方からお客様に

「御自身の中で過去と、ある程度の折り合いは
実はもう付けられてますよね？

大変失礼ながら、成育歴や過去のトラウマが
一種の『処世術』と化してます」

とお伝えするとお客様も否定なさらず、、

実際のところ
そうするしか自分の身を守る方法がなかった
というのもカードに出ており

例えるなら
医療用語で言うところの
「疾病利得を手放せない」という状態になっていました
※私は精神科医ではないので、あくまで例えです

「疾病利得」とは
精神的な病などにかかったが故に
周囲から優しくされたりといったメリットを受ける事を指す言葉ですが、、、

これ自体は一概に悪という訳ではありません

ただ、稀に
向き合うべき問題から目を逸らせるから
周りが我慢してくれるから
というメリットを手放せず
現状回復の大きな障害になる事があります

お客様はスピリチュアル的な意味で
これに近い状態になっており

残念ながら今まで周囲からそれを見抜かれており
「身勝手」
「都合のいい時だけ可哀想な人間になる」
という評価を下され人が離れていくという状態になっていました

更に悪いことに
お客様自身も
「自分が悪いのではなく、周りが理解してくれないのが悪い」
という風に思い込もうとしていたのが
孤立に拍車をかけているというのもカードに出てしまっており、、、

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「語弊のある言い方で申し訳ありませんが、、
貴方はもう『可哀想な人』ではありません

育った環境などは勿論、貴方に何の責任もない事ですし
もしもそれらを理由に本当に貴方を卑下する人間がいたとしたら
それは完全に相手が悪いですが、、、

過去に依存するような生き方は
貴方自身を幸せから遠ざけます

依存を捨てる事で
時に貴方に苦言を呈する人も出てくるでしょうし
貴方に関心を持たない人も出てくるでしょうが
それでも
貴方に優しくしてくれる人も好きになってくれる人も出てきます

本当の意味で過去と決別する為にも
本来の自身の姿で人と向き合って下さい」

でした

「本当はわかってはいたんです」と涙されてましたが、、、

最後に
「過去の傷はもうとっくに貴方の一部になってます
そうなれたのは貴方自身の力ですし
一部になった傷は絶対に自分を裏切りません

悲劇の主人公を演じなくても貴方はもう十分に自分の力で幸せを探せます」

とお伝えしたところ
力強く「はい」と応えて下さいました

人それぞれ大なり小なりのトラウマはあるでしょうし
中には理不尽な理由で植え付けらたものもあるでしょう
それを軽視する気は一切ありませんし
恥ずべき事でも罪でもないと考えてます

ただ、精神的な利得の為にトラウマに依存するのはおすすめできません
それは自分で自分を見下す行為なので、、
----------------------------------------------------
⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです