2025/04/24
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2025/04/14
TOP > タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) 日記 > 閲覧注意(?)その5 前編
怪談話です
苦手な方はスルーで
数年前、僕がとあるサービス業の企業で働いてた時代
この時、既に占い師としての活動はしていましたが、当然まだ店舗持ちではなく、占術も3つだけ、料金も一件1000円という本当に駆け出し時代の体験談です
ある日、新人アルバイトの子が入ってきました
仮にAとします
お酒も飲める、ノリのいいごく普通の若者と言った感じでした
ある日Aを飲みに誘い、居酒屋へ
A「北野さん、これ見てくださいよ」
スマホに映っていたのは、女性を模したフィギュアでした
いわゆるアニメキャラ的なものではなく、少しリアル寄りの(詳しくないのでよく分からん)
僕「これ、何?」
聞けばAは重度のフィギュア愛好家らしく、かなりの数のフィギュアやドールを蒐集しているそうです
他人の趣味なんてそれぞれなので特に嫌悪感などはありませんでした
A「特に一番のお気に入りがこの子なんです」
写真に写っていたのは、、、
いわゆるラ●ドールでした
(何それ?と思われた方、興味本位で検索しないで下さい。性的な表現を多分に含むので、特に女性の場合は不快感を催すかもしれません)
A「この子、●●って言うんです^ ^」
名前まで付けてるらしく、随分とご執心の様子でした
(本当に持ってる人、初めて見た、、)
僕「A、彼女とかは?」
A「え?いますよ?」
ただ、A自身はこれが理解されにくい趣味だと自覚してるようで、彼女にはこの趣味を隠してるそうです
それから他愛のない談笑をしてお開きに、、、
それからしばらくして、Aの様子がおかしくなってきました
シフトが少なくなり、たまの出勤の時も目に見えて様子がおかしい
(何かに魅入られてる、、)
真っ先に僕の頭に浮かんだのは、あの精巧な人形でした
A「最近ね、●●が勝手に動いてるような気がして、、」
(あかん、深入りしたらあかん案件や!明らかに人形(ヒトガタ)に何か入りこんどる!)
僕は職場のメンバー達に
「俺が占いができる事を絶対にAに言うな」
と強く釘を刺しました
僕は占い師であって霊媒師じゃない
何かを感知したり、観たりする事はできても霊的なものを祓ったりというような事はできません
畑違いな相談を持ちかけられても困ると考えたので、、、
敢えて助言をするなら
「ドールを最終的に燃えるやり方で廃棄しろ」
でしたが、そんな事を言えばますます執着を深める結果が目に見えていたので、、
続く