タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

愚者のカード

道化、笑われ役、、、

昨日御来店のお客様
（掲載の許可は頂いています）

珍しい男性のお客様
人間関係全般を占ってほしい、と、、、

今回使った占術は

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの

・やるべき事、やらない方がいい事

・半年先

カードを開いてみると、、、
総評すると
「切るべき人間がとても多い」でした😓

何故なら
「周りから『いじられてる』のではなく『貶められてる』だけ」だったからです

もっと言うなら

「コミュニティの中で最底辺認定をされてる」
という状態でした😓

「イジる」というのはデリケートな手法です
内容や状況、加減を考えなければ
ただの悪口やイジメと変わりません

少し話は遠回りしますが

「笑い」とは一種の攻撃である

と言われてます

語弊のある言い方ですが

お笑いにしても
「バカな事や間抜けな事をする人間を、片割れがツッコミを入れる事で、観客に対して
『如何にコイツがバカなのか』と知らせて笑いものにする」

これが基本のプロットかと。

ただ、これはあくまで
合意の上で
筋書きに乗っ取った演出で
双方の関係性や距離感が整ってるからこそ、許される事です

少し前に、外国の俳優が
「コメディアンが妻を公然と笑いものにしたから我慢できず殴った」
という事件がありました

殴った事の是非は置いておくとしても
「笑い」や「イジり」はそれくらいリスクが伴う、扱いの難しいものです


今回のお客様は
内容が最早、イジりや冗談の域を超えていました
詳細は伏せますが

・容姿や出自に関する事

・人間性の否定に繋がる言葉


これらが多かったので、、、

お客様自身も優しい方なのもあり
「空気を壊したくない」などの思いから我慢されていたようで、、、

私の最終的な助言は

「『冗談のつもりだった』『そんなつもりはない』と言われたとしても

貴方が本気で不愉快になったのならば
それは冗談やイジりではありません
諭しても無駄そうなので、フェードアウトして下さい」

でした
「誰も解ってくれなかったんですけど、、、今やっとスッキリしました」

とお帰りになられました

イジる側の根底にあるのが
「親しみ」や「リスペクト」なのか

「侮蔑」や「軽視」なのか

これによって
確実に
イジる手法、表現に差は出ます

「イジり」は
いじられ役を
傷付けない表現、やり方で、人気者にしてあげる事です

無遠慮な表現、やり方で、晒し者にする事ではありません

単に誰かが貶められてるだけなのは
見てる側も不愉快なだけです
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです