タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

吊し人のカード

思い込み、独りよがり、一方通行、、、

昨日御来店のお客様
（お客様の御要望を受けて掲載しています）

とあるご友人と関係が切れてしまい、修復可能かどうかと、、、

今回使った占術は

・対象者の心を読む

・やるべき事やらない方がいい事

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの

カードを開いてみると、、、

まず結論は
「残念ながら修復は難しい」でした😓

原因としては
「お客様の度が過ぎたイジり」
これのようでして、、、

以前にも書きましたが
「笑い」とは一種の攻撃なので
リスクが伴います

特に「イジり」というのは
「笑い」の中でもかなりの高等技術でしょう

相手も周りも傷つけることなく笑いに変える
というのが「イジり」の理想系と考えてます

テレビの芸人の手法を気軽に真似る人間などがいますが
あれは台本のある番組であることと
芸人の卓越した話術があって成立するものです

安易に素人がそれに手を出すのは
言うなればプロレスラーの技を素人が真似するようなものであり確実に事故を起こします

人それぞれの感性があるので
「絶対正解のいじり方」などはわかりませんが、、

以下の人は恐らくイジりに向いてません

・相手が本気で嫌なら言うはずという前提

嫌な事は嫌と伝えるべきなのは間違いありませんが
優しい人ほど波風を立てないようにするものです
必ず伝えてくれるとは限りません
黙っていなくなる人は割と多いです

・イジる目的が、相手を立てたいのではなく
自分が面白いと思われるのが目的
あるいはイジる対象者にリスペクトがない

イジりの主役はいじられる側です
最終的にいじられる側が褒められる形にならなければダメです
イジる方が主役になりたいという願望をもっていれば、必然的にバカにするニュアンスが強くなります

・しつこい

落とし所を弁えず延々とイジり続けるだけの人は面白い面白くない以前に面倒臭いです

・状況や場の面子を考えられない

例えば部下や恋人の前、多勢の面前など。
顔を潰す可能性大です

・「冗談なのに」などの類の言葉が免罪符になると思っている

論外です
相手が本気で傷ついたり怒ったりしたなら
全く意味のない釈明です

残念ながら今回のお客様は
相手との付き合いの長さに甘えてしまっていたようで、知らずの内に限度を超えていました

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「イジりは
相手との関係性や感情の機微を読む力
豊富な語彙力や落とし所を見極める構成力など
様々な能力や要素が備わって初めて成立する手法です

大変失礼ながら
貴方は「いじり芸」には向いていると思えません
ご自身がお気付きになられてないだけで
過去、疎遠になった方もそれで破綻してると出てるので間違いでしょう

別に「イジり」はコミュニケーションに絶対不可欠なものではありませんので
無理にいじろうとしなくても良い関係は築けると認識を改めて下さい
でないと人が離れていきます」

でした

「明確に気付けて良かったです🥲」
とお帰りになられました

親しき仲にも礼儀ありとは言いますが、、
これに関して1ミリも異論はありません

親しくなれば冗談のやり取りなどがあるのは当然ですし、それは悪いことではありません

ただ
「ひょっとしたら傷付いてるかも」
「ひょっとしたら我慢してたのかも」
「ひょっとしたら失礼だったかも」
とたまには内省してみるのも
せっかく築いた関係を壊さない為に必要でしょう
----------------------------------------------------
⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです