タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

吊し人のカード

自戒、自省、修行、、、、

昨日御来店のお客様
（お客様の御要望を受けて掲載しています）

かつての恋人に謝罪したい事があるというお客様

今回使った占術は

・対象者の心を読む

・やるべき事、やらない方がいい事

・依頼者が
変えられること、変えられないこと
得るもの、失くすもの

カードを開いてみると、、、

まず結論は
「直接会って謝罪するのは諦めた方がいい」
でした

かつての恋人に対して恨まれても仕方ない事をしたというお客様

何年か越しに
SNSのアカウントを見つけた事から
今、謝罪すべきかと考えられたようですが、、

前の御相手にとってお客様は
「折り合いは付けているものの、赦してはいない」
という存在になっており
謝罪したところで
余計に苦しめるだけというのが
カードに出ており、、、

カードの出方からお客様には

「今、貴方がすべき事は
相手に対する『償い』ではなく
自分に対する『贖（あがな）い』です」

とお伝えしました

「償い」とは
相手に対して与えた苦痛や損害を
相手に対して物や行動によって補填する事です

しかし、やった事の重大さによっては
いくらお金を払おうが
高級品を贈与しようが
土下座しようが
傷つけられた側にとっては無意味な場合もあります

「贖う」とは
やった事に対して代償を払って
自身を戒め続ける事かと考えてます

自分のやった所業に対しての代償として
何かを諦めたり、何らかの苦痛を受け入れたり
何かを助け続けたり、何らかの絶対のルールを決めたり、、

お客様がかつてのお相手に対して
行為や物で「償おう」としても
逆効果にしかならないと出てる以上

相手に対して何かをするのではなく
自分で、自身の所業に対する代償や戒めを定めて
「贖う」しかないという感じでした

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「残念ながらお相手は
貴方を赦す事はないでしょう

相手から赦されないなら
せめて御自身で、御自身に対する罰として
御自身の人生に『代償』を定めて贖いながら生きてください

法で裁かれるような事をされた訳ではないというのは承知していますし
謝って終わる事なら別ですが
簡単に忘れていい事とは言い難いです

正直、赦される時が来るのかまでは
私自身にも私のカードにもわかりませんが、、

何か代償を払えば何かを得られるのは確かなので、、、
忘れずに生きて答えを出して下さい」

でした

やった事はどうしようもないし
過去も変わりません
誰も赦してくれる人がいない場合もあります

なら、せめて
自分のやった事を正面から認めて贖うしかありません

それで全てが帳消しになる訳では無いし
「自己満足」と言ってしまえばそれまでかもしれませんが
自分の過ちを省みることなく生きる人に運勢は味方してくれにくいので、、、
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです