タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

愚者のカード

自由、開き直り、無、、、

昨日御来店のお客様
（お客様の御要望を受けて掲載しています）

友人を作るのが下手だというお客様

今回使った占術は

・依頼者の本心を読む

・依頼者が
変えられない事、変えられる事
得るもの、失くすもの

・半年先

カードを開いてみると、、

まずザックリした結論は

「まずは独りの状態を楽しめるようになった方がいい」

でした

人間は厳密には
「友達」と名付けた存在の有無に関わらず
「一人」では生きていけません
山奥で一人で一切のインフラ設備に頼らず
狩りなどで自給自足の生活でもするならともかく
一般の社会で生活していくならば
他人同士で大なり小なり影響し合いながら生きていくのは避けられません

ただ、人間は本質的には「独り」です

他人から100%理解してもらう事はできないし
他人を100%理解する事もできないし

今生きてる世界に
自分という存在は唯一である以上
自分だけにしか分からないものを背負って生きてます

※占い師である私とて
占いによってお客様が良くなっていく為の
方向性を導き出す事によって
「一人」で苦しんでる状態を変えたり
「一人」ではなくなるお手伝いはできても
「独り」である事は変えられません

「独り」という概念を受け入れられない人ほど
友達を作るのも、
あるいは友達ができたとしても
その関係性を維持するのが下手です😓

特に大人になってからの友達というのは
学生時代と比べて
様々な事情を抱えていたり
建前を使わなければいけない部分もあるので
距離感というものが大事になります

独りである事を受け入れられない人ほど
この距離感を見誤りやすく
結果的に強い依存心で関わってしまい
相手から敬遠されるという結果を招きやすいです

逆に
独りを楽しめる人は
相手に対する依存心が低い為
少なくとも
「踏み入り過ぎる」
「過剰な期待をする」
という事はありません

それ故に
「離れられるのが怖い」
「この人がいないと生きていけない」
というような重い状態にはならず
また同時に
「親しくても知られたくない事はある」
「良い意味で興味のない部分はあったほうがいい」
という事も理解している人が多い為
適切な距離感を保った付き合いはしやすいです

（あまりに距離を離しすぎたが故に破綻する
というリスクもありますが）

今回のお客様は
孤独に対する恐怖心が度をすぎて強く
とにかく誰かがいないとダメというような状態になっており
それが対人関係の距離感を誤らせる依存心と化していました😓

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「『独り』とは寂しい事でも虚しい事でもなく
ごく自然な姿です

『独り』の時は誰にも過干渉も邪魔もされない以上、自由という良い側面もあります

その良い面に着目して
自分だけの楽しい時間の過ごし方を見つけて

それに慣れたら
『独りが当たり前で、独りが自然やけど
誰かと繋がる楽しさや喜びも探してみよう』
という方向性でいけばいいです

『独り』を楽しめるのは一種の『余裕』です

著しく『余裕』のない人を
人は警戒しますし
『余裕』がなければ
高確率で行き過ぎた依存が生まれて人との関係を維持するのが難しくなりますので、、」

でした

繰り返し書きますが
人間は一人では生きていけません

その中で自分以外の誰かを大切に思う事もあるでしょうし
誰かに頼られて、誰かを助け
誰かを頼って、誰かに助けられ
「一人」ではなくなります
それ自体は悪い事ではないどころか素晴らしい事です

しかし先述の通り
「独りであること」に対する恐怖心が行き過ぎれば、こういう幸せを却って遠ざけます

『どうせ独りで元々』と覚悟を決めて
孤独と上手く折り合いを付けられた時
「一人ではない」という幸せを手にできると思うので、、、
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです