タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

節制のカード

お金、バランス、気持ち、、、

昨日御来店のお客様
（お客様の御要望を受けて掲載しています）

自身が客として通っている店で働く異性に告白したところ実らなかったというお客様

今回使った占術は

・対象者の心を読む

・やるべき事、やらない方がいい事

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの

カードを開いてみると、、

率直な結論は
「諦めて次に行った方がいい」
だったのですが、、、

問題なのは
カードの出方からお客様の深層に

「結局金か」という一種の怒りや恨みが見え、
それが次に行くのを阻害しているようでして、、、

「お金」という概念を飛び越して
店員と顧客が深い関係になるのは
決して不可能ではありませんし悪い事でもありませんが、、、

語弊のある言い方ですが

店側の一番の目的は基本的に「お金」です
もちろん
悪質な営業や責任を持てない嘘で引っ張るのは絶対にダメですが
お客様からのお金で自身の生活が成り立つ以上は
お金を主目的に置くのは汚い事ではありません

「人間関係は金じゃなく気持ちだ」
というような考えを安易に言う人もいますが
顧客側が店側に、あるいは店側が顧客に
安易にこの考えを振りかざすのもあまり良いとは言い難いです

もちろん、これは確かにその通りではありますが
この言葉を安易に使う人ほど
高確率でお金に対する意識がだらしないです

店側が安易に言う場合は
「お金を払って頂いてるから生活ができる」
顧客側が安易に言う場合は
「相手は自分達の払うお金に生活がかかってる」
という意識が希薄で
お金のやり取りの重みを理解出来ていないというパターンはとても多いです

「お金じゃない、気持ちだ」
と安易に言う人が
この言葉を使うのは自分に取って都合のいい時だけです

残念ながら
そういう人に限って
自身の仕事の範疇を超えて個人的に何かしてくれるかと言えば大体がそんな事はありませんし、こういう人に限ってお金で手の平を返します

今回のお客様はまだお若いのもあり
純粋であるが故に
今回の件で
「お金目当てで騙されていた」
という意識が強く、、、

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「御相手の心を読んでみても
決して悪意があった訳ではないし
現実のエピソードを聞いても
正直、一般的な営業の範疇です

もちろん『貴方が悪い』と言う気もありません
貴方は単に他人を好きになっただけであって
それ自体は責められる事ではありませんし
それが店の店員であったとしてもおかしな事ではありません

ただあまりに素直過ぎただけです

御相手は貴方を
『お金目当てに騙した』のではなく
『お金を払ってくれるからこそ精一杯自身の責任を果たしていた』だけです

それは
『プロ意識が高い』のであって
『金に汚い』という事や
『金の為に平気で人の気持ちを蔑ろにする』
という事とは全く別です

もしも今後も店側の人間を好きになる事があれば
今日お伝えした事を思い出して慎重に
自身の気持ちと相談して下さい」

でした

「いい勉強になりました」とお帰りになられました

冒頭にも書いた通り
店員と顧客が深い仲になるのは不可能ではないし悪とも思っていません

実際、私も店の店員の女性と交際した事は過去にあります

ただ、商売、仕事の最優先事項である
「お金」という概念を安易に飛び越えようとするのはお互いにリスクが伴います

お互いがそのリスクを理解し
コントロールできるような価値観である事は重要になるでしょう

「タダより怖いものはない」というのは本当ですので、、、

※誤解のないよう改めて書きますが
私自身も
「お金が全て」とは思っていません
ただ
商業的な事が絡む場合
安易な感情論で
金銭の授受の有無＝相手のお金しか見ていないか否か
という風な測り方をすべきではないというだけです
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです