TOP > タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) 日記 > ★Hilfeのお客様日誌~多様性と身なりの話~★
法皇のカード
社会性、秩序、ルール、、、
昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載しています)
お子様の学校生活について
今回使った占術は
(ルノルマン併用)
・対象者の心を読む
・やるべき事、やらない方がいい事
・半年先
カードを開いてみると
カードの出方から読み取れたのは
お子様が一部から少々反感を買っている
だったのですが
もう少し深読みすると
「お子様が学校内の規範からズレすぎている」
でした
これをそのままお伝えしたところ
どうやら、頭髪などが
学校内の決まりから大きく逸脱している
というのがお客様の口から語られ
保護者であるお客様も
それをあまり重く捉えていないというのが
カードに出ていました
ざっくりした結論としてお伝えしたのは
「規定の身なりに戻した方がいい」
でした
社会的な場や特定のコミュニティでは
それぞれ違いはあれども大体が
「身だしなみ」というものが求められます
「身だしなみ」の厳密な意味は
「その場所に合った格好をする」
という意味であって
「自分が格好いいと思う格好をする」
という事ではありません
服装、髪型自由と銘打たれた場所であっても
本当にどんな身なりでもいいかと言われたら
やはり限度があります
「その場所に合った格好」というのは
その場所の責任者が決める事であり
その定義を決めるのも責任者の自由です
それに納得できないなら別の場所を探せ
というのは真理とまでは言いませんが一理はあります
もちろん、どんな身なりを選ぼうと
それ自体は本人の自由ですし
仮に金髪だから、赤毛だからというだけで
人間性は測れません
これだけで短絡的に悪人と決めつけるのは早計過ぎますし
黒髪で折り目正しい格好をしている悪人だって
世の中には沢山います
ただ、どんな格好でも本人が選ぶ自由があるように
その格好を
「受け入れない自由」というのも間違いなく存在します
多様性というものが騒がれる現代においては
この「受け入れない自由」は
蔑みを含んだ差別と取られがちですが
これもまた一つの多様性です
カードの出方に則った私の最終的な助言は
「コミュニティの中で最低限の規定を守らず
我を通す
というのと
多様性を主張するのは全く別です
お子様が学校内で
どんな髪色でどんな服装をしようが
それ自体は確かに誰かに対して
直接的な実害を出す訳じゃないし
お子様が良い子なのも間違いないかもしれませんが
学校というコミュニティの中では
”多様性を認めるべきだという名目で
最低限の規定を守らない”
という風にしか映らない以上
それこそ、要らぬトラブルや誤解を招く事になります
お子様には
『身だしなみ』の本当の意味をお伝えして
『身だしなみ』を守っていても
ちゃんと魅力があるという事を話してあげてください」
でした
多様性というのは
本来、何かを尊重するというものですが
現状では
尊重どころか排斥を目的とした争いの開戦の狼煙としての様相が強い面もあります
様々な価値観や属性を認め合うというのは
大切な事とは思いますが
秩序やバランスを保つ為の規律というものと
折り合うという姿勢が一切なければ
それも難しいかと、、
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⚠️注意⚠️
占いの結果は
そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
(占いに「パターン」はないので)
したがって
お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません
以上をご留意頂いければ幸いです
※お客様日誌に掲載ご希望の場合は
極力、その日の内にお伝え下さい