タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌～更生はゴールじゃなくスタートって話～★

審判のカード

改心、過去、報い、、、

昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載しています)

別れた妻子ともう一度元の鞘に戻りたいというお客様

今回使った占術は

・対象者の心を読む

・やるべき事、やらない方がいい事

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの

・半年先

カードを開いてみると

まずざっくりした結論は

「まだ赦されるには早い」

でした

詳細は伏せますが
お客様が離婚に至るまでに妻子にしてきた事は
決して軽いとは言えず、、、

お客様自身、ご自身のしてきた事自体には
真剣に向き合ってはいる様子ではありましたが、、、

誰でもが間違いを犯すし
過去を全て白日の下に晒されて
完全に清廉潔白な人間など私も含めてほぼいないでしょう

犯罪歴など重大なものでなかったとしても
決して褒められたものではない過去は
大なり小なり誰にでもあるでしょう

そういった事に対して
やり直すチャンスがあってもいいとは思います

ただ
俗に言う「更生」とは

「贖罪を完了した」
「過去を精算した」
というゴールではないし
そこで満足したり
何らかの偉業を成し遂げたかのように考えるべきではないと考えてます

「悪さをして更生した人間より
道を踏み外さずに生きてきた人間の方が偉い」

「迷惑をかけられた人間の方がよほど気の毒」

こういった観点から

「更生したという話を美談にするな」

という声はよく聞きますが
私も正直、同意見寄りです

※現在、本当に心を入れ替えて真っ当に生きてる人間に対して
必要もなく過去を蒸し返して
公然と誹謗中傷や攻撃をする事には反対です

「更生」とは
「道を踏み外さなかった真っ当な人に
やっと話が聞いてもらえるかもしれないラインに立った」
という「スタート」だと考えてます

そこから初めて
自身が傷付けた人間に
「赦される」(過去の所業を不問にしてもらえる)
事を目標に出来るのではないかと、、、

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「『更生』とはあくまで
『正常な状態に戻ること』です

別の言い方をするなら

『社会における最低限の良識や道徳や倫理が備わっている状態になること』です

そこまでの状態になり
初めて『赦してもらえるか否か』の段階にいけます

貴方は確かに『更生』はしたかもしれませんが
『やっとスタートラインに立った』
というだけで
『過去の過ちが帳消しになった』
という訳ではありません

貴方が『赦されるか否か』の話は
今始まったばかりです
正直言って
本当に辛いのはここからです

過去は様々な形で貴方の脚を掴むでしょう
それすら引き連れた状態で
貴方の思いつく限りの
言葉と行動を尽くせば
『赦されて』また昔に戻れるやもしれません」

でした

「赦される」という事には
どうしても大なり小なりの自罰が伴います
やった事が大きければ大きいほどに
自罰に伴う苦しみも大きくなりますし
それを越えた先にすら
本当に「赦される」という結果が待っているかもわかりません

それでも、どういう結果かを確かめる
という強い意思を持って自身の負業に挑めば
「赦される」という未来を掴めるかもしれません
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです