タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌～「普通」ができないのに「特殊」に行っちゃダメって話～★

節制のカード

常識、安定、規範、

昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載しています)

お子さんが学校に行っていないというお客様

今回使った占術は

・対象者の心を読む

・やるべき事やらない方がいい事

・半年先

カードを開いてみると、、、

まず結論としては

「行かせた方がいい」でした

カードの出方からお客様に

「お子さんが学校に行ってらっしゃらない事を
”推奨”とまではいかずとも
楽観的に捉えてほぼ黙認されてますよね？」

とお尋ねするとお客様も否定なさらず、、

まず、私個人としては
いじめや病気などの理由がある場合は
むしろ無理に行かせるべきではないと考えています

ただ、行かないという理由が
単なる”怠惰”によるものならば別です

やむを得ない理由、特殊な事情がないなら
学校に行くというのは
個人的にはあまり好きな表現ではありませんが
いわゆる「普通」の事です

事情も無くただ行きたくないから行かない
というのは「普通」から逸れる行為です

「普通」から逸れるという事が悪という訳ではありませんが
最低限のレベルで「普通の事」ができないのならば逸れるべきではありません

それが出来ずに逸れようとした場合
限度や加減を考えずに
道から逸れるどころか道を外します

昨今では
「学校に行くと個性がなくなる」
「成功する人は多数とは違う事をしてる」
という風な声もありますが

もちろん、確かにそれは一理あるかと思いますが
「普通」から逸れて成功を収めた人間というのは

「普通」に「向いていない」だけであって
「できない」という訳ではないと考えてます

例えば、過去にも書いてますが
「会社に勤める」という日本においては
スタンダードな道から逸れて
自営業を始める人というのは
組織に属していても
それなりに成果を挙げたり
業務的には一定の評価を得ているというタイプが多いです

その上で
「他人に使われるのが嫌」
「自己責任の下に自分でやっていきたい」
などの理由で
セオリーやスタンダードから少しだけはみ出し
自営業に進みます

要は
「王道」とされている道を歩く力がある事は
成果によって立証されてはいるものの
それでは満足できない、性に合わないという風に考えて
敢えて(語弊がありますが)「邪道」を進む
という事かと。

他にも類似する例として
「仕事ができる人間ほどサボるのも上手い」
と言われるのは
最低限の事ができるからこそ
どこまでなら規範から逸れていいかという塩梅が解るからでしょう

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「『皆とは違う事をする』
『普通や常識からはみ出す』というのは
もっと大人になってからならそこまで問題ではありません

ただ、将来的にそれを目指すのであれば
その為に基盤となる
『普通の事を普通にする』
というのを学んでいなくては難しいです

まだ自己責任が取れる年齢でもありませんし
今、この過程を飛ばして歳を重ねれば
『少し常識から逸れた個性的な人』
ではなく
『ただの常識知らずな人』になる危険性は高いです

これらを説いた上で
少しづつでもいいから軌道修正を図って下さい」

でした

自己の確立の為に
多数派や常識とは逆を行く
いわゆる「逆張り」というのは
手っ取り早く
「皆とは違う自分」になれるので
若いうち、特に10代から20代前半ならやってみたくなるものでしょう

そこには
「普通」や「平凡」になるという事に対して
「それはカッコの悪い事」というような
強迫観念があるのかもしれません

『平凡』や『普通』というのは恥ずべき事ではなく
『社会で生きていく上での最低限の常識が備わっている』という事です
それを軽んじて安易に王道から逸れるなら
『皆とは違う特別な人』どころか
『普通』や『平凡』にさえなれません

※誤解のないように最後に書きますが
「学校に行かなかった人がダメ」
とは思っていません
いじめや病などの複雑な事情で行きたくても行けなかった人もいるでしょうし
特に理由もなく行かなかった人でも
将来的に成功してる人はいるでしょう

ただ、行ける環境にあるのに
自身の怠惰や短絡的な逆張りで
それを無下にするのはオススメしないというだけです
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂ければ幸いです