タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌～勝ち組、負け組なんて拘らなくていいって話～★

天地開闢(世界)のカード

幸福、本質、完成、、、

昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載しています)

今後の全体運について

今回使った占術は

・やるべき事やらない方がいい事
(ルノルマン併用)

・半年先
(ルノルマン併用)

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの
(ルノルマン併用)

カードを開いてみると、、

カードの出方から感じ取れたのは
今回のお客様が
何をするにしても、何を決めるにしても
「世間から”負け組”扱いされたくない」
というのが先立っているという事でした

タロットやルノルマンそのものに
ピンポイントで
「勝ち組」「負け組」という意味合いのカードは厳密にはありませんが
カードの組み合わせから
そのワードがよぎったのでお尋ねしたところ
「そうです」と返ってきました

勝ち組負け組という言葉は20年以上前からありますが、、、
正直言って意味不明な言葉です

敢えて定義付けるなら
「幸せに生きてる人」は「勝ち組」
「不幸な人」は「負け組」
なのかもしれませんが

ネットなどで
○○な人は勝ち組
○○な人は負け組
という文言はよく見かける事はあっても
○○の部分は人によって違います

幸も不幸も人によって基準も条件も違う以上は
何を持ってして勝ち組か負け組かを決めるのには答えがどうしても曖昧になります

敢えて分かりやすい条件を一つあげるとしたら「お金」でしょう

ただ、例えば
30歳までに年収500万に満たなければ負け組
という説があったとして

仮に
産まれた家が貧しく
その日の食べ物にも困り
進学先も自由に選べなかった人間が
様々な支援を得ながら、必死に努力して
30歳で年収400万になったという人がいたとして
その人を負け組と定義するのは難しいと思います

何より生きていく上で
ずっと勝ち続ける事は恐らく無理です
大なり小なりの落ち目は来るものですし
落ち目になった途端に世間は負け組認定します

要は世間が作ったセンセーショナルな
”流行り言葉”であって
あっさりと基準は変わるし
それほど重要視しなくてはいけない概念とは
私は思っていません

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「生きる事自体は幸せを掴む為の戦いです

でもそこに
『世間の風潮が決めた勝敗基準』は関係ありませんし
どんな風に生きたとしても
必ず世間の中にはそれにケチを付ける声が
一定数出てくるものです

貴方がすべきなのは
『世間に”勝ち組”と思われる事』を目指すのではなく
『自分の思う幸せを掴んだんだから
世間から勝ち組と言われようが負け組と言われようが関係ない』
というマインドを持つ事です

貴方が今のまま進もうとしてる道を行っても
ハッキリ言って
一時だけ世間から勝ち組と言われるだけで
貴方にとってそれは価値の無い事ですし
すぐに揺り返しが来るともカードに出てます

もう囚われるのは止めて
自分の思う幸せの定義に正直になった方がいい」

でした

私の遠い昔の知人に
有り余るお金を持ち、妻の他に多勢の愛人を持ち
毎月のように華やかな社交場に繰り出す人が居ました

彼は当時、様々な人間に勝ち組と言われてましたし、彼自身もそう自称していたし
実際、そうだったのかもしれません

もう随分昔の話なので詳細を伏せながら書きますが
この人が辿った末路は
「ある大きなトラブルで事業失敗の後に破産
身の回りの人間は誰もいなくなり
浮浪者紛いの生活に身をやつした後に自殺」
でした

もしも1日だけ生き帰って

”派手で贅沢な生活でなくても自分を愛してくれる妻と子供に恵まれた夫”

という生活を体験できたとしたら
彼はそんな自分を
「負け組」と言うことはおそらく無いと思います
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです
※お客様日誌に掲載ご希望の場合は
極力、その日の内にお伝え下さい