タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌～直感的な素早い判断だけに頼るのは危険って話～★

女教皇のカード

思慮深さ、洞察、、

昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載しています)

人間関係が上手くいかないというお客様

今回使った占術は
(ルノルマン併用)

・やるべき事やらない方がいい事

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの

・半年先

カードを開いてみると、、

まずザックリした結論は
「思考の速度を落とした方がいい」
でした

もっと具体的に言うなら
”対象者の善し悪しを判断する際に
表面的な部分だけを見て直感的にすぐジャッジを下し過ぎている”

でした

人間、何らかの判断を下す際に

素早く直感的に判断する場合と
ゆっくりと慎重に考えて判断する場合の
二種類があると考えています

人間には危険を素早く察知する為の
防衛本能が働く為
判断の際には前者のパターンを無意識に選択する場合が多いです

時間をかけて慎重に論理的に思考するのは
集中力が必要ですし脳の負担も大きく
判断に時間がかかる事は危険回避においては
マイナスになるからでしょう

狩猟時代など人間の文明が発達していない時代や今まさに生命の危機に瀕してる状態でなら有利かもしれませんが

現代における人間関係構築に関しては
よほど、のっぴきならない状況でない限りは
直感的な素早い思考に頼りきるのは
あまりおすすめできません

悪い言い方をすると
「短絡的で思慮が浅い」とも言えるので
対象者に対して誤った評価を下して
痛い目に逢ったり、本質を見誤る可能性は高くなります

また、この素養が強いと
最終的な結論を急ぐ傾向も強い為
自分にとって都合のいい情報しか目に入らず
逆にそれを否定するような情報からは目を逸らすという現象にも見舞われやすいです

例えば
「動物が好きな人に悪い人はいない」
と信じ込みたい人は
不良が捨て犬を拾う光景を見ただけで
短絡的に「本当は良い人」と決めつけます

「そいつは普段、窃盗や恐喝で数多くの人間に迷惑をかけてる」
という情報を教えても、そこはスルーするという人は割といます

不都合な情報を介在されると
論理的で複雑な思考を余儀なくされる為
そこからは目を逸らして
都合のいい情報だけで物事を判断したがる人は
こういうタイプです

今回のお客様は
周囲からあまり良い目で見られないような人を
こういった思考で良い人認定して付き合いをするせいで
まともな人達は離れていってる
という状況でして、、

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「何を持ってして善人か悪人かを判断するかは
人それぞれですが、、

大変失礼ながら
良い部分を少し見たから
自分には親切だからというような
短絡的な理由で極端な良い人認定をし過ぎかと、、、

人間関係は論理や理屈だけで成り立つものではありませんが
感情に任せた早々な判断ばかりだと
よろしくない人達に便利な人間認定などもされやすくなります

判断を下したくなった時に
一度立ち止まって
多面的な観点からフラットな判断を心掛けて下さい」

でした

直感的な素早い思考は
場合によっては
早急な問題解決やチャンスの獲得などプラスに働く事もありますので
一番良いのは自身の思考のトルク(回転速度)を
ある程度コントロールして
素早さとゆっくりを場面によって切り替える事かと、、、
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです
※お客様日誌に掲載ご希望の場合は
極力、その日の内にお伝え下さい