タロットカウンセリング"HILFE"(ヒルフェ) | 日記 | ★Hilfeのお客様日誌★

吊し人のカード

束縛、新しい視点、押し付け、、、

昨日御来店のお客様
（お客様の御要望を受けて掲載しています）

誰かと付き合うと絶対に束縛してしまうのを辞めたいというお客様


今回使った占術は

・依頼者の本心を読む

・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの

・やるべき事、やらない方がいい事


カードを開いてみると、、

お客様が現在の状態になったのは
成育歴や過去の恋愛のトラウマなど
色々とあったのですが、、、

それも踏まえてカードの出方からお客様にお伝えしたのは

・前提条件を変える

まず自身の交際相手は普通に生活していれば
自分以外の人間に好意や興味は持たれます

見た目がいい、収入など、パッと価値が分かりやすい部分が良ければ尚更です

「自分の交際相手は誰かに好意を持たれるのが当たり前」
という前提を立てた上で
適度な約束事を設けるという方式をとった方がいいです

これとは逆に
「自分の交際相手が自分以外の誰かに好意を持たれるのも不安だから、その確率を０にしたい」
という思考は手放さければ恋愛は難しいです

交通事故に遭う確率をどんな時でも絶対に完全に0にする方法がないなら外出したくない
などと考える人は一生引きこもるしかないでしょう

事故に遭わない為の備えは不可欠ですが
それでも運次第で起きる時は起きます


・極端な一般化をやめる

要は
「過剰な決めつけ、思い込み」です

例えば

浮気された過去がある人が
「次も絶対に浮気される」
「男（女）は皆浮気するに違いない」
と考えれば極端な一般化です

たまたま浮気する素養の高い人に当たったか
あるいは
自制心の低い人だったというだけであって
皆が皆そうではありません

・束縛をすること自体は自分の責任と考える

ある程度、相手の理解は必要とは言えど
相手と自分は別人です

関係の破綻を招くまで相手のプライバシーを侵すようなら
手厳しい言い方ですが
浮気された過去云々は関係なく自分の落ち度です

カードの出方に則った私の最終的な助言は

「束縛というのは
行き過ぎればモラハラになります

相手の交友関係や主義を全て許容しろとは言いませんが
著しく制限をかけるなら
それは一種の人格否定です

今日お伝えした事を参考にして
少しづつでいいのでトラウマと決別していってください

このまま少しの変化も無ければ

御自身をかつて傷付けた人とは種類が違うだけで
貴方も付き合う人を傷付ける人間になっていってしまいます」

でした

束縛というのは
相手を縛っているつもりでも
最終的に一番不自由な思いをしたり
損を被るのは自分自身です

どうせ浮気の可能性を完全にゼロにできないなら
「浮気される事が恐いから縛る」
のではなく
「もしも浮気するよう奴だと判明したならば
自分に相応しくない奴だからさっさと見切りをつける」
くらいの方がまだマシです
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⚠️注意⚠️

占いの結果は

そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
（占いに「パターン」はないので）

したがって

お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません

以上をご留意頂いければ幸いです